プラスチック製キャラクターの作り方
さらにリアルを求めて素材を変更
プラスチック製のキャラクターは、現在、未完成です。
これから、進捗ある度に、随時更新していく予定です。
パーツに分けて紹介していく予定。
素材は変わっても、作るうえでのコンセプトは、変わりません。
それは、出来上がった物は、<music・jazz>を感じられる作品でなければならないことです。
素材に思い入れを持って始めたフィギュアの製作なのですが、より良い物、より<jazz>らしさを求めて、
新しい素材に取り組むことにしました。
jazzも、さらに新しい表現を求める演奏家の思いによって、進化し続ける音楽だと思います。
そこに見習って、少しでも、良い作品になるよう夜な夜なコツコツとやってます。
のうがきはほどほどにして早く、作品を完成させないと・・・。(*_ _)
頭の作り方
更新準備中!
更新準備中
工程 1
更新準備中
頭の完成
頭の作り方は、以上です。
体の作り方
更新準備中
更新準備中
工程 1
更新準備中
体の完成
体の作り方は、以上です。
服の作り方
樹脂製のフィギュアでは、衣服も同じ素材で作られている場合が多いようです。
生地の厚さ、しわの表現もみごとに作られていて、塗装の技術にも驚きます。
樹脂素材の使用を考えた時、この方法も考えたのですが、服の素材としては、
本当の布地を使ってみたく、難航覚悟でスタートしました。
勿論、衣服の製作など、全く経験がありません。
とにかく、実物の採寸から始めて、CADで型紙を起こしました。
いきなり目的の1/15サイズは厳しいと思い、素材に慣れるために1/5、1/10
サイズで試作をし、多少の変更を加えつつ如何にか1/15サイズまで漕ぎ付けましたが、
1作目の段階で、キャラクターにフィットする訳も無く、ここから先の見えない、暗闇に
突入。型紙にわずかな変更を加えては裁断、縫製を何度も繰り返しては、失敗の連続。
最悪の場合、布の素材をあきらめることも考えましたが、ここだけは、何故かこだわってみたく、
もう少し頑張ってみようと、自分なりに問題を整理してみました。
- ・素材の問題
- 元々、1/15のミニチュアの素材に現物の素材を使うのだから、布の厚さに関してはそもそも厚すぎる
はずです。実際の布の服では、布自体の重さで、ある程度服が体に馴染むのですが、ミニチュア
では自重で服が変形することはありません。樹皮ほどでは無いにしても、ミニチュア
サイズとしては、硬すぎる(厚すぎる)素材を使っていることを、考慮する必要があります。
- ・型紙の問題
- 型紙が合っていなければ、当然フィットしないはずです。素材が硬いことを
考慮して、服が自重で変形しない分を、型紙で補正する必要があるかも知れません。
- ・裁断の問題
- 型紙が合っていても、裁断時の誤差のために合わないのかも知れません。
裁断は、多少の縫い代を取るので、実際は、少々精度が落ちても影響は少ないのですが、
縫い代が大きいほど服を着せた時に、ミニチュアと服との空間を作る原因になり、
フィットしづらくなります。
- ・縫製の問題
- 縫製がまずければ合わないはずです。1/15のスケールを考えると、縫製精度の影響は、
かなり大きいと思います。裁断までが、同じくらいの出来と思えても、縫製によって、
フィット感が、大きく変わるように思えます。もう一つは、縫製の方法です。家内に頼んで、
本当にミシンで縫ってみてもらったのですが、このサイズで精度を出すのは、かなり難しい
作業のようです。今は、接着剤での接合で試していますが、素材自体が硬い問題に加え、
固まった接着剤の硬さが上乗せされ、服全体の柔軟さが、さらになくなります。
問題は、多いのですが、出来てる分だけUPします。
型紙を作ります。
左画像が、実物の採寸通りの物。
右画像が、試行錯誤の賜物、現在の1/15の型紙です。
工程 1
試作したスーツの一部です。
左上画像が、1/5サイズ。その右が、1/10サイズ。
さらに右が1/15で、現在の最終版です。
下の列の小さいのが左から古い順に今までに作ってきた物です。
工程 2
実際にスーツを作ります。
白い布を使います。
布に型紙を写し取ります。作業中に布が動かないように、両面テープで机に貼り付けます。
布四隅に両面テープを付けたところです。
工程 3
布が歪んだり、しわにならないよう貼り付けます。
工程 4
布の上にカーボン用紙を置きます。
工程 5
カーボンの上に型紙を重ねます。
工程 6
型紙の線に沿って、先の丸い針でなぞります。
工程 7
布に型を写し取ったところです。
工程 8
以下、更新準備中です。
更新準備中
服とキャラクターの完成
服の作り方は、以上です。
以上
プラスチック製キャラクターの作り方を写真で紹介しました。